確定拠出年金?なにそれ、得するの?


確定拠出年金?そういえば前に夫の会社からそんな手紙来てたかも。あのペリペリはがす見開きはがき。「移管」とか書いてあったけど、私には関係ないと思っていた。

「とりあえず始めとこっと」のはじまり

職場での確定拠出年金の説明会は、全社員が集う会議で時間を割いて大々的に開かれた。

■自分で積み立てる年金?
■節税効果がある?
■積立てる金額により節税効果が変わる?

なるほど、ほぼ生命保険じゃん、いや年金保険だっけ。

でも会社が毎月千円プラスしてくれるらしい。ならちょっとお得だ!とりあえず始めとこっと。

元本保証一択だ!

数週間後、案内が届いた。金額と運用商品を選ぶらしい。初めて聞くような名前がずらっと並んでいた。

■あいおいニッセイ同和の年金傷害
■野村のマイターゲット2040
■SMAM外国債券インデックスファンド
などなど。。。

……ん?年金なのに「傷害」って、謎(笑)
まあ、いっか。

全部で16種類ほどあって、その中から好きな商品を選択し配分比率を書くらしい。

選べるわけない。

でも言ってた。説明会で。

「どの商品を選べばいいかわからない人は、元本保証の商品を選べばお金は減りません!」と。

減らないなら元本保証一択だ。

当時の私は、それが“最も安全で賢い選択”だと思っていた。

まさか数年後、この選択を少し悔やむことになるとは思いもしなかった。

しばらくは何事もなく過ぎた。積み立ては粛々と行われていた。毎月給与から天引きされているから。半年後。運用結果のお知らせが届く。運用金額とか評価損益とか。毎月引かれたお金が積みあがってるな、という感じ。財形貯蓄みたい。

でも会社からプラス1000円か。ほったらかしでいいよね。年金って言ってたしな。

息子の一言「それ、変えなよ」

確定拠出年金を始めて1年ほどたったある日、息子と話す機会があった。(もう社会人で家を出ている)

息子は生命保険会社勤務でFPの資格も取得したらしい。これって一応聞いておいたほうがいいよね。

息子に運用結果を見せた。運用商品これでいいかなぁ?と聞くと、しばらく考えた後

「外国株式100%でいいんじゃない?お母さんこの先あと15年運用できるよね?だったらこっちに変えなよ。俺が自分で運用してるやつとベンチマークが同じだから」

株?
外国の?
15年運用?
ベンチマーク?

息子は続ける。

「経済って成長してるんだよ。右肩上がりなんだよ。だから、経済の成長を信じられるなら、株を買っておけば株価が上がって資産も増えるってこと!」

当時の私はこの息子の言葉をなんとなくしか理解できないまま、息子と一緒にwebサービスにログインして運用商品を変更した。「あとでPCでログインして変更しよう」と言う私に、「なんで今やらないの?スマホがあるんだから今この場でログインすればいいじゃん」とダメ出しされながら。普段から結構厳しい息子なのだ。

投資家デビュー

とにもかくにも私も投資家デビューだ!

初めて買った株は・・・
「野村外国株式インデックスF」

そして、この後も積み立てを続けた私。元本保証ではないので減る可能性がなくはないが、今のところお金はしっかり運用され、利益(評価損益と書かれていた)が積みあがっている。元本保証はお金は減らない。でも増えることはないんだ。これが投資。もう少しちゃんと勉強してみようか、と投資家へのさらなる一歩を踏み出した私だった。

まだまだ つづく・・・

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