「閉じるのをやめる」〜パソコン、毎日ぜんぶ閉じなくてよかった話〜


夜、パソコンの電源コードを抜いて寝た。昼間職場で「ずっと充電しっぱなしって良くないと思って、コード抜いてる。」と同僚が言っていたから。

翌日の夕方、帰宅して電源ボタンを押した。もちろん昨夜から使ってない。触ってもいない。

でも起動しなかった。何度も試したけど動かないので、電源コードを挿して電源ボタン押したら、動き始めた。でも充電1%

・・・なんでだろ。

電池、壊れた?

昨夜は満タンで、使っていないはずなのに空になるって、寿命ってこと?買って何年だっけ・・・。

早速、Claudeに聞いてみた。

「いま充電2%。昨夜電源コード抜いて、そのあと使ってないのにこんなに減ってて大丈夫かな?」

「まず今すぐ充電ケーブル挿して!!」 Claudeは言った。

・・・もう挿してる。最初は1%だったんだから。でも「は~い」と言っておく。

Windowsは、全部覚えていた

パソコンを調べてきたClaudeが言った。

Windowsにはバッテリーの健康診断レポートを出す機能があって、いつ何%だったかの履歴まで残っているという。

へ~、そんなの、あるんだ。

判明その1:電池は無罪だった

Claudeが見せてくれたのはこんな数字だった。

設計容量(新品時) 50,531 mWh
満充電容量(現在) 50,531 mWh
→ 健康度 100%

まったく劣化してなかった。

新品同然。つまり電池は悪くない。じゃあ、誰が犯人?

判明その2:パソコン、寝てなかった

履歴に、すべて残っていた。

02:18 スリープ開始 … 残量 100%
  ↓(18時間)
20:36 起動したら  … 残量 1%

18時間で、100%を使い切っている。

寝てるフリして、働いてた。

犯人は、Windows Updateだった。

「ネットワークに繋がったまま眠る」という罠

Windows11のスリープは、モダンスタンバイというタイプ。蓋を閉じても、ネットに繋がったまま浅く眠っている。

だから裏で更新作業ができてしまう。

電源コードが挿さっていれば、それでいい。でもコードを抜いた状態で更新作業したので・・・朝には空っぽ。

そういえば今日起動したとき、「Win11の新機能!」ってウィンドウが出てた。 そこに「電源が表示されるようになりました。今すぐ設定する➡」みたいなのが出ていたので電源の設定見に行って、残量1%に気づいたんだった。

解決:「休止状態」を呼び出す

Claudeの提案はシンプルだった。

「電源を抜くなら、スリープじゃなくて休止状態を使いましょう」

休止状態?スリープ?似たような名前で機能がイメージしづらいな。私のパソコンのメニューには無かった。

「機能はONになってるのに、電源メニューに出てないだけです」

そう言って、Claudeが設定画面を開いてくれた。

  1. 設定画面を開く(下記の①か②で「電源ボタンの動作を選択する」へ)   ① スタート横の検索窓に「電源ボタンの動作」と打つ ← 一番速い   ② コントロールパネル → ハードウェアとサウンド → 電源オプション    → 左側の「電源ボタンの動作を選択する」
  2. 上のほうにある🛡「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリック  (ここを押さないと、下のチェックが灰色で押せない。これが分かりづらい・・・)
  3. 「シャットダウン設定」の中の「休止状態」にチェックを入れて保存

Windowsの「電源ボタンの定義とパスワード保護の有効化」設定画面。上部に青文字で「現在利用可能ではない設定を変更します」のリンクがあり、下の「シャットダウン設定」に「休止状態 電源メニューに表示されます」のチェック項目がある

↑この青文字(🛡マーク)を先に押さないと、下の「休止状態」が灰色のままで押せない。ここが最大の罠。

設定はたった3クリック!

発見:これ、ファイル閉じなくていいやつだ

そして、私は気づく。

休止状態って、電源が完全に切れる。電池も減らない。

でも次に開くと——さっきのまんま。なんだって。

Excelも、Chromeのタブも、開きっぱなしで復活する。

「え、じゃあファイルもWebページも閉じなくていいの?」

「そうです。それが休止状態の最高なところです」

・・・そのままで切っちゃっていいの?メチャ楽かも!

シャットダウンとの違いは「しおり」

混乱する私にClaudeはこんな風に説明してくれた。

  • シャットダウン = 本を閉じて、棚に戻す(次は最初から)
  • 休止状態 = 本にしおりを挟んで閉じる(次は続きから)

どっちも「本を閉じてる(=電源オフ)」のは同じ。しおりがあるかないかだけ。

電源電池次に開くと
スリープ通電したまま減るさっきのまんま
休止状態完全にオフゼロさっきのまんま
シャットダウン完全にオフゼロまっさら

そして職場を思い出す

頭に職場の風景が浮かんだ。

夕方の職場のデスク。「帰り際のあるある」としてExcel保存・PDF閉じる・メール閉じる・ブラウザ閉じる・社内システムログアウトのチェックリストが並び、その解決として「休止状態=電源オフ、でも次に開くとさっきのまんま」が示されている。下部にはスリープ・休止状態・シャットダウンの違いを比べた表と、しおりの例え図

毎日帰りに、全部閉じてる。

Excel、ブラウザ、outlook、社内システム、メモ帳・・・。ひとつずつ閉じて、電源を切る。そして翌朝、また開き直す。

朝の起動時は自動で立ち上がるようにスタートアップに入れたり、chromeのタブに設定したりしている。 でも帰りは、開いているものを全部閉じる。10じゃきかない。20ある時もよくある。 毎日定時のチャイムが鳴ると、慌てて閉じて電源を切って帰る。

そういう決まりだからだ。

あれ、でも、さっき休止状態って、電源オフって言ってた!

「そうです。休止状態は”電源オフ”の仲間です。シャットダウンと電気の状態はまったく同じ」

ルールを守りながら、閉じなくていい。

一石二鳥💛

更新の日は、Windowsが教えてくれる

ひとつ心配なことがあった。

休止状態ばかりだと、Windowsのupdateちゃんと更新される?

でもこれも心配なかった。更新があった日は、電源メニューに**「更新してシャットダウン」**って出るから。

つまり——

  • 「更新してシャットダウン」が出てる日 → 素直に更新+シャットダウン
  • 出てない日 → 休止状態でOK

自分で覚えなくてもちゃんとWindowsが教えてくれる。

おわりに

電源コードを抜くといういつもと違うことをしたら、充電が突然1%になってしまった。

でも電池は元気で、犯人は他にいた。パソコンが「寝てるフリして働いてた」!

そのことを調べてくれたClaudeのおかげで、また豆知識を手に入れた! そして、私の「閉じる」作業は、これから激減するだろう。

・・・同僚にもこの「休止状態」のこと教えてあげようかな。

そう思いながら、私は、パソコンに、しおりを挟んだ。

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